top of page

小学生授業の特徴
Characteristics of Primary School Instruction
毎日平均約15人の小学生が教室にやってきて、先生が3~4人つきます。小学生というのはちょっと目を離すと手が止まってしまったり注意が他に向いたりしてしまうもの。そこで塾では先生を多めに配置し、生徒さんとコミュニケーションを取りながら、一人ひとりじっくり指導していくことを心がけています。
一人ひとり丁寧な指導を心掛けております。
中学生を指導していて感じることがあります。
それは勉強の習慣が整っている子が非常に少なくなったということです。
彼らは定期試験前はやります。でもそれ以外は課題を出してもやりません。
これには様々な要因があります。部活の練習で体力的に疲れて眠いこと、またはスマホに夢中で勉強する時間がないこと、また課題をやらなくても昭和時代のように先生からこっぴどく怒られたり手をあげられたりすることがなくなったことなどがあります。今の先生は子供を怒鳴ってクレームが来るくらいなら通知表に淡々と3をつけます。「学級崩壊」という言葉はすでに珍しくなくなりました。生徒らからは、周囲の授業姿勢が悪いのはもちろん、授業中に立ち歩いたり物を食べたり外に出ていったりなど授業中はやりたい放題だとも聞きます。塾でも似たようなことがあります。ここ最近痛切に感じるのですが、勉強を教える以前に、授業姿勢をまず注意しないといけない子供たちがいます。机にペタンとなる子を起こし、後ろを向く子に前を向くよう言い、ポカーンとしている子にはビシビシ当てていきます。
成績を伸ばす要素は、大きく3つあります。1番重要なのが「①生徒の授業態度」で、それが整ってようやく「②先生の授業」が生きます。そして3番目が「③家庭学習を含む学習時間の確保」です。①が整っていない子にはそこを徹底させることはすでに述べました。②については、生徒から「あの先生の教え方が悪い」とか「何を言ってるのか分からない」ということを聞かないので取りあえず置いといて、最後に重要なのが③の学習量です。
成績上位の子でも、課題をやってくる生徒は以前に比べて本当に減りました。思うに、小1から先生に「さん」づけで呼ばれて、食べたくなかったら食べなくてもいい、休みたかったら休んでもいいと甘く育てられてきたことが原因ではないかと思います。だから課題も、やりたくなかったらやらなくていいとなったのではないかと。私たちも、時代を考慮して、宿題をやらない生徒に昔のように雷を落とせなくなりました。とはいえなんとか動かしていかないといけないので、今様々なことを試みています。
その点、小学生は素直です。やってきてとこちらが言ったことはやってくるし、怒られたときも素直に反省します。まだ反抗期を迎えていないことが大きいのではないでしょうか。そう考えると、部活もなく、宿題もない小4~小6の時期は、やりようによっては大きく伸びる時期なのではと思います。
保護者様との面談では、「学校のテストは毎回90点以上を取るも問題が簡単だから…」「家ではゲームばかり」「課題をもっと出してもらって構わない」ということをよく聞きますが、「課題をもっと」のところは、学校の進みに合わせて授業をやっているのでやむを得ないところもありました。
しかし最近、やってこない中学生を見ているうちにある思いに至りました。
それは、素質があり、時間が余っている小学生に何かをしないのはもったいないという思いです。加えて、彼らが小学生のうちに中学内容まで教えておけば、進学後、部活などで忙しくなってもラクできるだろう、中学で2周目をやることになるのは理解の助けにもなり内申点も取れるだろうと思いました。
そこで、新年度から新たに「速習コース」を開講します!
こちらは一言で言うと、1年間の学習内容を半年で済ませるものです。すでに実験的に始めている生徒もいて、手ごたえを感じています。やってみてダメなら途中から一般コースに切り替えてもいいですし、1学年分が半年で終わるので、理解がまだまだなら次の半年もう一度やってみてもいいでしょう。一つのことを学ぶのに、じっくり1年かけてやるより、半年×2回やった方が理解力アップになるのではとも思います。迷っているならぜひ積極的にやってみてはいかがでしょうか。
カリキュラムはこちら!
ご興味がある方は教室までご連絡ください。



各画像をクリックしますと
詳細をご覧になれます。
